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私道負担(しどうふたん)とは?

裏路地

道路には「公道」と「私道」があります。
国や各自治体で所有している道路が「公道」です。
それに対して、個人や団体等が所有している道路は「私道」と呼ばれます。

私道負担には、

  1. 土地の一部が私道になっていること
  2. 敷地に接している道路が私道で、利用するために負担が生ずること

この2つの意味があります。

私道の所有の形はさまざまで、以下のようなケースがあります。

  1. 共有で所有する場合:私道に接している土地所有者が、道路の所有権を共有
  2. 単有で所有する場合:私道に接している土地所有者が、道路の一部をそれぞれ所有(単有)している。
  3. 第三者が所有する場合:住宅地を開発・分譲した不動産業者などの第三者が、道路の所有権を持っている。

などのケースがあることがあります。

そして、私道の所有権を持たない者が、その私道を利用するにあたり、なんらかの負担を負担するケースもあります。例えば、通行料を支払うケースや、私道を利用して、上水道や下水道、ガス管を引く場合は、道路所有者の承諾を得る必要があり、掘削料や使用料を支払うケースもあります。

次回、私道負担のメリット・デメリットをお話していきます。

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