先週、ウッドショックについて、ご紹介させていただきました。
今週はウッドショックの影響について、お話していきたいと思います。
コロナの影響もあり、在宅ワークの方も増え、都市部の集合住宅から郊外の広い戸建へ引っ越しする人が増え、新築・中古住宅の需要が増えました。
そのため、郊外での新築戸建や中古物件の動きが非常に大きくなっています。
私達が住む群馬でも、その動きがとてもあります。
昨年から、木材価格が世界的に高騰。木材不足が続く中、日本が輸入する木材も減っています。
柱や梁に使う住宅用木材も、国内で不足してくるのではないかと思います。
木材価格が1年で約3倍
世界的に木材不足が深刻になり、1970年代の「オイルショック」から、「ウッドショック」と呼ばれる状況が起きています。アメリカでは木材価格が1年で3倍となるなど高騰しています。
針葉樹製材品総合価格は、新型コロナ禍の影響で2020年は年初から低迷していました。
4月の358ドルから上昇し始め、7月下旬には18年の史上最高値を上回り、9月上旬には939ドルとなりました。その後反落したものの、再び11月下旬から上昇に転じ、史上最高値を更新しました。今年4月上旬には1,048ドルに達しました。
アメリカでは新型コロナウイルス感染症の拡大で昨年4月までは住宅着工件数が落ち、価格は低迷していたものの、過去最低水準の住宅ローン金利によって住宅ブームが巻き起こり、7月になると上がり始めたとしています。
もともと、アメリカにおける住宅売買のメインは中古物件ですが、すぐに中古住宅の在庫が逼迫し、これまで何もなかった土地に、新築の木造2階建て住宅が建てられていきました。また、中古市場が活発なアメリカでは、自宅の資産価値を高めるために、手入れをする人が多いそうで、DIYの巣ごもり需要も活発化してきました。
木材不足は長期化のおそれがある。
中国から始まったコロナ禍でしたが、経済活動をいち早く再開させたのも中国でした。
昨年の夏以来、欧米での巣ごもり需要拡大により、中国から欧米向けの貨物が急増。
世界的に海上運送用のコンテナが不足しました。その影響で海上運賃が値上がり。木材高騰の原因の一員となっています。
欧州も経済活動再開後は建築市場が堅調でDIY需要も増加し、アメリカへの輸出も増加しました。
日本における2019年の木材国内自給率は37.8%(2020年9月林野庁)。
日本は多くの木材を海外からの輸入に頼っています。世界的に高騰しているうえに、輸入木材が日本に入ってこないため、国産木材も値上がりしています。
農林水産省が5月に公表した「木材流通統計調査」によると、4月のスギ丸太の価格は、前年同月比で1割程度上昇しています。
輸入木材の供給は短期間で回復する見込みはなく、林野庁は4月30日、関連の業界団体に対し、実際の需要に基づく適切な木材資材の発注に努め、必要以上に在庫を抱えることがないよう、冷静な対応を求めています。
今後、この状況から、木材の供給が遅れ、工事が遅れる可能性もあります。
これから、新築住宅をお考えの方は住宅会社さんと細かい打ち合わせが必要になってくると思います。
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