時代の流れとともに、アロマセラピーの有効性についても情報が広がってきています。
今まで「アロマ」と聞くと、「癒し」であったり「女性」のイメージが強かったかもしれません。
アロマセラピーは、今、高齢者社会へのニーズが高まりはじめています。
楽しく、癒されながら、心身の健康維持や認知症予防にもアロマセラピーは役立つとも言われています。
3人に1人は65歳の時代がこれからやってくると時がきます。
2016年の総務局の統計によると、65歳以上の高齢者は3,461万人で、総人口に占める割合は、約28%くらいと言われ、総人口の4人に1人は高齢者という状況になり、過去最高となったそうです。
これから総人口に対する高齢者の割合は上昇を続け、2035年には、65歳以上の割合が約33%、75歳以上の人口割合が20%となり、3人に1人は65歳以上5人に1人が75歳以上になると予想されているそうです。
高齢者社会になってくると、医療費は密接な関係にあります。
現在、私たちが怪我をしたり、病気になると、医療費の一部を国が負担する仕組みになっています。高齢化が進むと、怪我や病気などで医療費を必要とする人が増加し、国の医療負担も増えてしまいます。そこで、国は医療費負担の軽減について、新たな財源の確保や個人の医療費負担を増やすことで対策を取ってきましたが、これでは、切りがないので、国は医療費の削減対策として、怪我や病気にならない、医療費を必要としない対策に注目しています。
その中で嗅覚が脳を刺激することによる、記憶力低下の改善や認知症発症の予防に注目しており、アロマセラピーの医療分野への人気度が高くなってきています。
アロマセラピーは市販のアロマオイルを利用して、手軽にご自宅でもできます。
世界の医療でも、アロマはとても注目されている1つのアイテムです。
認知症とアロマにはどんな関係があるのか、具体的にどんなアロマを取り入れたら良いかなどをご紹介していきたいと思います。
認知症の中でも、特に多いのが「アルツハイマー型認知症」です。
記憶力や思考力が衰えていくのが特徴で、物忘れなどを思い浮かべる方も多いかと思います。
アルツハイマー型認知症は、嗅覚の障害が先に現れるとも言われており、物忘れの症状が始まる前に嗅覚に刺激を与えることで、認知症を予防できる可能性があると言われています。
香りの情報は、嗅覚をつかさどる「嗅神経」を通って脳の一部に伝えられます。
香りの情報をつかさどる「海馬」という部位があり、嗅覚を刺激することで、間接的に「海馬」が刺激され、記憶力が活性化します。
認知症予防にどんなアロマが良いのか?
セーリッシュおすすめのブレンドをお伝えしたいと思います。
朝と夜のおすすめアロマオイルが異なりますので、ぜひ朝と夜、別で使ってみていただけたらとおもいます。
【朝おすすめのアロマオイル】
- レモン
- ローズマリー
レモンは、さっぱりとした爽やかなオイルです。気分をリフレッシュさせたりする効果があります。
ローズマリーは、ハーブとして料理に使う方も多く、記憶力を高めたり、集中力をあげたりする効果があります。
【夜おすすめのアロマオイル】
- ラベンダー
- オレンジ
ラベンダーは、安眠効果があり、心を穏やかにしてリラックスさせてくれる効果があります。
オレンジは、緊張感を和らげてくれる効果があります。
これらのアロマを、ディフューザーに入れてお部屋全体をアロマの香りにしたり、アロマペンダントにアロマを入れて香りを楽しむ方法や、ココナッツオイルなどに混ぜて、アロママッサージをするなど楽しみ方はたくさんあります。
肌に直接使えないアロマオイルもあります。オイルの使用上の注意などをしっかり読んでいただいてから、ご使用ください。
次回はセーリッシュ事務スタッフが実際にアロマを使って作っているクリームやスプレーなどをご紹介したいと思います。
みなさんも認知症予防にアロマを楽しんでみませんか?
そして、認知症を予防しながら、認知症になる前に、元気なうちに老後のことや相続のことを考えてみませんか?
株式会社CeRiche(セーリッシュ)では、不動産のご相談はもちろん、相続のご相談も承っております。
相続診断士の資格を持ったスタッフが、家族信託や遺言などをはじめ、お客様にあったプランのご提案をいたします。もしもの場面に備えて、「相続」を「争続」ではなく「笑顔相続」に導けるよう、お手伝いいたします。